ガイドライン・提言

胆道閉鎖症診療ガイドライン作成について

「胆道閉鎖症診療ガイドライン」は、日本胆道閉鎖症研究会が作成主体となり、平成26年より厚生労働科学研究補助金(難治性疾患等政策研究事業)「小児期発症の希少難治性肝胆膵疾患における包括的な診断・治療ガイドライン作成に関する研究」の一環として作成を開始しました。関係の先生方の多大なるご協力により、平成30年10月に「胆道閉鎖症診療ガイドライン」の書籍を発刊致しました。(https://www.herusu-shuppan.co.jp/962-2/)また、令和2年1月15日には(公財)日本医療機能評価機構 EBM医療情報部(Minds事務局)が運営する「Mindsガイドラインライブラリ」にて公開されています。(https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0362/G0001073)

胆道閉鎖症の治療成績向上を目指して、日本胆道閉鎖症研究会では「胆道閉鎖症診療ガイドライン」の普及・啓発に取り組むと同時に、新たなエビデンスを踏まえた改訂作業を進めていく予定であります。「胆道閉鎖症診療ガイドライン」作成に携わって頂いた方々にはこの場をお借りしてお礼を申し上げますと共に、「胆道閉鎖症診療ガイドライン」の今後のさらなる普及・啓発および改訂作業におけるご高配をお願いする次第であります。よろしくお願い致します。

令和2年1月16日
日本胆道閉鎖症研究会
胆道閉鎖症診療ガイドライン統括委員長 安藤久實

胆道閉鎖症におけるビタミンK製剤投与法がビタミンK欠乏性出血症に与える影響に関する疫学研究